憂「シスコン!」

23 2月, 2012 (10:31) | けいおん! | By: SS野郎

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:37:35.84:U0g+ggfd0

憂「お姉ちゃ~ん、朝だよ、起きて~?」

唯「んん…、後五分…」

憂「もう、遅刻しちゃうよ?」

唯「ちゅー…」

憂「?」

唯「憂がちゅーしてくれたら起きる…」

憂「えぇっ!?」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:38:34.10:U0g+ggfd0

唯「ちゅー、憂の、ちゅー」

憂「ななな、何言ってるのお姉ちゃん!」

唯「ちゅーが無いと起きれないよぉ」

憂(お、お姉ちゃんにちゅーしないとお姉ちゃんは起きてくれない…)

憂(お姉ちゃんが起きてくれないと、二人揃って学校に遅刻しちゃう)

憂(そ、それじゃ、ちゅーは、しょ、しょうがないよね…!)

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:39:33.03:U0g+ggfd0

憂「お、お姉ちゃん!」チュッ

唯「ん…んっ!うぃ…はむ、ん…」

憂(嘘…!お姉ちゃんの舌がっ…!!)

憂「ふぁ…ん……!ぷはぁ!おおお、お姉ちゃん!?」

唯「おっはよー憂!バッチリ目が覚めたよ!」

憂「い、今、し、しっした、舌…!」

唯「下?ご飯だね!さぁ遅刻しちゃうし早く食べよ、ういー」

憂「ちちちが、あ、あうあう…」プシュー

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:40:19.54:U0g+ggfd0

がっこう!
ういたちのくらす!

梓「憂、おはよー!そして誕生日おめでとう!!」

純「あーっ、梓ずるい!私が先に言おうと思ったのに!」

梓「別に何もずるくなんてないでしょ…」

憂「……」

梓「…あれ、憂?どうしたの?」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:44:13.05:U0g+ggfd0

憂「おねーちゃん…」カアッ

梓「??」

純「ていうか何で顔真っ赤で『おねーちゃん…』とか呟く!?」

憂「はぁ…」

梓「唯先輩と何かあったのかな?」

純「うーい!ういういういうーいーむしすーるーなー」

梓「取り敢えず、落ち着くまで放っておくのがいいかもね」

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:44:59.26:U0g+ggfd0

純「う~…とりゃあ!」

梓「純!?」

憂「!?」

もみもみもみもみ

純「ふぉお…、やーらけぇぇ…」

梓「なっななな何してるの!?」

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:47:45.16:U0g+ggfd0

純「いや、これなら流石に気付いてくれるかなー、と」

もみもみもみもみ

憂「んっ…!?や、やめて…」

梓(流石に反応した!)

憂「だ、だめ、お姉ちゃん、そんな、とこ、んぁ…!」

純「」

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:50:50.33:U0g+ggfd0

ほうかご!

梓「憂、結局一日中おかしかったね」

憂「えへへ…、おねぇちゃぁん」

純「これはもう手遅れだよ…。私達にはどうしようも無い」

梓「う、う~ん」

純「おめでとうって言っても全然反応してくれないし…」

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:52:59.65:U0g+ggfd0

純「もうほっといて部活に行こうか」

梓「そうだね…」

梓「はぁ。今日も唯先輩達、練習しないでお茶飲んでるんだろうなぁ」

憂「お姉ちゃんがどうしたの!?」

純「うわっ!と、突然大声出さないでよ憂!」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:53:45.86:U0g+ggfd0

ぶしつ!

唯「でねー、憂ってばそこで顔真っ赤にしてー!」

紬「うんうん!それで!?」

律「相変わらず憂ちゃんの話しかしないな…」

澪「というか、ムギは良く同じ話を何回も興味津々で聞けるなぁ」

唯「よーしっ!!」

澪「うわぁ!?い、いきなり大きな声だすなよゆいぃ…」

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:00:09.00:U0g+ggfd0

律「一体どうしたんだ?」

唯「今日は部活おわりです!」

澪「な、なんでそーなる!?」

唯「今日はね…、なんと、なんと、憂の誕生日なんだよ!!」

律「ええっ!?そ、そうなのか?」

唯「そうなんだよ~。だから今日は早く帰って憂と一緒に過ごしたいんだ~」

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:00:55.64:U0g+ggfd0

澪「やっぱり、夕食は家族で何処かに食べに行くのか?」

唯「んーん。お母さんとお父さんは忙しいから、次に帰ってくる土日に家族で誕生日会するんだぁ」

律「そっかー。じゃあ今日は二人だけか。それはちょっと淋しいな…」

紬「…ねぇ、今日、憂ちゃんのお誕生日会しない?」

唯「えっ?」

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:02:08.66:U0g+ggfd0

律「お!ムギ、ナイスアイデア!皆でこれから買い物に行って、御馳走作ろうぜ!」

澪「うん、悪くないな。私たちも憂ちゃんにはいつもお世話になってるし」

唯「み、みんな…」

紬「ねぇ、唯ちゃん。どうかな?唯ちゃんのお家、お邪魔させて貰っちゃ、ダメ?」

唯「大歓迎だよ!憂もきっと喜んでくれると思う!みんな、ありがとね!!」

律「よっし、それじゃ梓にも連絡して…、和辺りにも声掛けてみるか!」

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:02:54.15:U0g+ggfd0

ういたちのくらす!

~♪~♪

梓「あ、メール。…律先輩から?」

純「今日は部活めんどくさいからナシ~とかじゃないの?ぷぷぷ…」

梓「そうみたい」

純「はぁ!?」

梓「これ見て」

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:03:40.09:U0g+ggfd0

Fromりつせんぱい
梓、今日憂ちゃんの誕生日なんだけど、
ご両親居ないらしいから、急遽誕生日パーティー開くことになったんだ。
それで、サプライズしたいから、6時頃まで足止めしててくれないかな?
頼む!

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:04:26.93:U0g+ggfd0

純「あ、あぁ、なるほどね」

梓「というわけだから、純も参加ね。憂の足止め、手伝って」

純「良いけど、軽音部の人達に私が混ざってだいじょぶ?」

梓「純だって憂の友達でしょ。大丈夫に決まってるじゃん」

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:05:35.54:U0g+ggfd0

憂「二人とも、こっそりなんの話してるの?お姉ちゃんの話?お姉ちゃん可愛いよね~」

純「あ~、もうそれは十分分かったから」

梓「あのね、今日は憂の誕生日でしょ?」

憂「うん」

梓「憂にはいつもお世話になってるから、二人で憂にパフェでも奢ろうかって話してたんだよ」

憂「えっ!?」
純「えっ!?」

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:06:21.33:U0g+ggfd0

梓(何で純まで驚いてるの!)

純(い、いや~、今月お財布ピンチで…)

梓(はぁ、取りあえず話に乗っかって)

純(は、はひ…)

憂「嬉しいんだけど、梓ちゃん部活は?」

梓「なんか今日は律先輩と澪先輩が用事が有って、練習にならないから休みなんだって」

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:07:54.51:U0g+ggfd0

憂「そうなんだ…でも何だか悪いよ」

梓「いいのいいの、私たちが勝手に奢りたいだけなんだから!」

純「そ~だよ!憂に拒否権はナ~シ!」

憂「二人とも…ありがとう」ウルウル

純・梓(可愛い…)

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:09:29.02:U0g+ggfd0

純「それじゃあファミレスでもいこっか」

憂「あ、待って。その前に買い物していっても良いかな?」

梓「買い物?」

憂「うん、夕方のタイムセールがあって」

憂「それに家の冷蔵庫に何も無かったから食材も買わなきゃ…」

純「主婦かアンタは!」

梓「ふふっ、まぁ良いよ。じゃあファミレス行く前にスーパー寄って行こうか」

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:10:15.65:U0g+ggfd0

ふたたびぶしつ!

紬「それで、憂ちゃんの誕生日だから、唯ちゃんがご飯を手作りするのなんてどうかな!?」

紬「きっと憂ちゃん感動して…

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:11:15.26:U0g+ggfd0

憂『お、お姉ちゃん、これ、一体どうしたの…!?』

唯『えへへ、いつも憂には色々お世話になってるから』

唯『今日くらいはと思って、私が作ってみたんだよ!』

憂『っ、お姉ちゃん…!!』

唯『あんまり美味しくないかも知れないけど…一緒に食べてくれたら嬉しいな?』

憂『…お姉ちゃん、先にデザートから食べても良いかな…?』

唯『へ?デザート?ケーキを先に食べるの…っ!?う、憂!?』

憂『ごめんねっ!お姉ちゃんが愛おしすぎてもう我慢できないの!!』

唯『あ、ういっ、そんな、ダメ、あっ…』

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:13:51.83:U0g+ggfd0

紬「なななななんてコトに!?」

唯「ええ、えええぇ」カァァァ

律「ムギ、落ち着け…。ていうかそもそもその席には私たちも居る筈だからな…?」

澪「唯、顔真っ赤…」

唯「…良い」

紬「え?何、唯ちゃん?」

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:19:34.60:U0g+ggfd0

唯「ムギちゃん、それ、すっごく良い!!」

紬「唯ちゃんもそう思う!?」

唯「うん!最高だよ!善は急げ、早速ご飯作るために買い物行こう!!」

紬「行こ~♪」

澪「大丈夫かな、色々…」

律「はは、ま、楽しそうだしいいんじゃないの」

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:22:03.37:U0g+ggfd0

すーぱー!

憂「梓ちゃ~ん!」

梓「あっ、憂、どうだった?」

憂「えへへ~、バッチリ!卵買えたよ~♪」

梓「おぉ、良かったね!」

憂「あれ?純ちゃんは一緒じゃないの?」

梓「あ~、分かんない。一人でどっか行っちゃった」

憂「あはは、じゃあ他の買い物ついでに探そっか」

梓「全く純たらもう…」

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:23:36.05:U0g+ggfd0

唯「着いたぞ~!」

紬「着いたぞ~♪」

澪「はぁ、はぁ、何も走ってくることなかっただろ…」

律「何でそんな二人とも元気なんだよ…」

唯「私の憂への愛が成せるワザです!」フンス

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:29:55.44:U0g+ggfd0

梓「他には何買うの?」

憂「えっと…朝食のパンとか、野菜とか?」

梓「なるほどね~、それにしても憂もいつも大変だねぇ」

憂「何が?」

梓「いつもご飯とか作ってるし、家事とかさ、色々だよ」

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:33:50.53:U0g+ggfd0

憂「ん~…別に大変だとは思わないけどなぁ」

梓「でもさ、毎日ご飯作るの疲れるでしょ?」

憂「お姉ちゃんがいつも『憂のご飯は世界一だねぇ』って言ってくれるから」

憂「それだけでご飯作る疲れなんて吹っ飛んじゃうよ?」

梓「ほへ…筋金入りのお姉ちゃん好きだね…」

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:35:35.81:U0g+ggfd0

唯「ん~、何作れば良いかなぁ」

澪「ちらし寿司とかは?」

律「お、いいねぇ。からあげとかもどうよ~」

唯「ふむふむ」

紬「あ、ケーキも買ってかなきゃだね!」

唯「あっ、そうだよね!」

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:37:12.70:U0g+ggfd0

梓(…?なんか唯先輩の声が聞こえた気が)

憂「梓ちゃん、どうしたの?」

梓「う、ううん、何でもないよ!」

純「あっ、2人ともいたいた~。何処行ってたのもう!」

梓「それはこっちセリフだよ…って、何でそんなに大量のお茶持ってるの?」

純「え?あぁ、これ、付属のおまけが欲しくてね」

憂「おまけ?」

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:38:19.32:U0g+ggfd0

純「そうそう、最近流行ってるアニメのキャラのストラップが付いてくるんだ~。全種類揃えたくてね」

梓「あんたお金無いんじゃなかったの…」

純「いやぁ、まぁ、それとこれとは別?みたいなね?」

梓「はぁ」

純「そ、そんなことよりさ、買い物はもう良いの?」

憂「うん、後はレジでお会計するだけだよ」

純「そっか!じゃあ早く済ませちゃお!」

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:41:25.22:U0g+ggfd0

律「お~し、だいたい必要な物は揃った感じだな」

紬「後はお会計だけね♪」

澪「あ…」

唯「どしたの、澪ちゃん?」

澪「いや、フルグラが安売りしてるからついでに買っていこうかな、って」

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:42:12.25:U0g+ggfd0

紬「フルグラ?」

唯「澪ちゃんって朝はシリアル派なの?」

澪「いや、最近はまってるだけなんだけどね」

律「フルグラかぁ~。いや、シリアルだったらやっぱり」

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:42:59.12:U0g+ggfd0

憂「あ!お砂糖も無いんだった!」

純「買い忘れたの?」

憂「うん、ちょっと行ってすぐに買ってくるね」

梓「じゃあ私と純は外で待ってるよ?」

憂「ごめんね?」

純「おーけおーけ、早く行ってきんしゃい」

42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:44:28.21:U0g+ggfd0

憂「あったあった。…あれ?あれってもしかしてお姉ちゃん…と、軽音部の皆さん?」

憂「律さんと澪さんも居るし、用事って何なんだろ…」

憂「おねえ

唯「え~っ、私シスコンは嫌いだな~!」

律「はぁ!?何言ってんだ唯!」

っ!?」

憂(え、え、な、何の話してるの…!?)

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:45:29.31:U0g+ggfd0

唯「だってさぁ」

憂(あ、梓ちゃん達が待ってるし、もう行こう…!)ダッ

憂「あ、ごめんね、待った…?」

梓「んーん、そんなに待ってないよ」

純「じゃあ憂も来たことだし行きますかー!今日は私たちの奢りだぜ~!」

憂「え、えへへ…」

梓(なんか、憂、元気無い…?)

44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:46:49.85:U0g+ggfd0

ひらさわけ!

和「さて、憂の誕生日会やるっていうから手伝いに来たわけだけど」

唯「よ~し!作るぞ~!!」

紬「がんばろ~!」

和「やる気満々ね」

澪「大丈夫かな…」

律「私もやばそうな所とかは手伝うし、大丈夫でしょ」

唯「あ~!た、卵が!!」ガシャーン

澪「…ふ、不安だ」

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:48:49.56:U0g+ggfd0

ふぁみれす!

純「ん~、どのパフェにしよっかな~。憂はもう決めた??」

憂「え、えっと、私はこれにしようかな~って」

純「え~?奢りなんだしもっと高いの頼みなよ!」

憂「そ、そうかな?」

梓「別に遠慮しなくて良いんだよ?」

憂「うん、でもあんまりおっきいの頼んじゃうと、ご飯食べれなくなっちゃうから…」

純「あ~、そっかぁ」

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:49:37.82:U0g+ggfd0

憂「……」

梓「あのさ、憂」

憂「なぁに、梓ちゃん」

梓「なんかあった?元気、無いよ?」

憂「え、そ、そんなことないよ?」

純「…いーや、そんなことある顔してるね」

憂「そうかな……」

憂「うん…」

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:50:23.60:U0g+ggfd0

憂「ね、ねぇ、二人はさ、私のコトどう思ってる?」

純「どうって?」

憂「えっと、つまりね、私って、結構お姉ちゃん好きだよね?」

梓「結構というより、もう病的なレベルで好きだと思うけど」

憂「それで、私って、シスコン、だと思う…?」

純・梓「うん、間違いなく」

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:53:01.39:U0g+ggfd0

憂「う…」ジワ

純「え、ちょ、憂!?」

憂「ふっ、ひっく、うえ、うえええ~ん!!」

梓「ええ!?な、なに、どうしたの!?」

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:53:57.97:U0g+ggfd0

純「ふむ…つまり、スーパーに何故か軽音部の皆さんが居て」

梓「唯先輩が『シスコンは嫌い』と言っていたのを聞いてしまったと」

梓(ていうかやっぱり先輩方居たんだ…。あそこでパーティの買い出ししてたのかな)

純「う~ん、俄かには信じ難いなぁ」

梓「確かに唯先輩がそんなコト言うとは思えないけどなぁ」

憂「でも実際にそう言ってたんだよ…?」

純「だってさぁ、いつも唯先輩は部活で憂の話しかしないんでしょ?」

梓「うん、もううんざりするほどね…」

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:54:43.61:U0g+ggfd0

憂「お姉ちゃんは私が…っき、きら、ぐすっ、嫌いなんだよ…」

梓「う、憂、落ち着いて、ね?」

純「そ、そうだよ!たぶん聞き間違いか何かだと思うよ?」

憂「でも、ひっく、だって、嫌いって…」

梓「そんな訳ないと思うんだけどなぁ」

憂「もうダメ…お姉ちゃんに嫌われたら生きていけないよぉ…うぅ…」

お待たせしました~、こちらイチゴパフェと生チョコパフェになりま~す

純「ほら、憂!パフェ来たよ!」

憂「うん…甘い…」モグモグ

52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:58:23.27:U0g+ggfd0

にじかんご…

憂「もう私はダメなの…お姉ちゃんに嫌われたから…」

純(もうずっと同じコトしか言ってない…)

梓(色々とキツイ…、先輩方、早く……)

~♪~♪
梓「あ、メール!!」

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:59:10.49:U0g+ggfd0

From ゆいせんぱい

じゅんびおっけーだよあずにゃん!
憂を連れて私のうちまで来て!!

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:00:42.18:U0g+ggfd0

梓「あ、あー!気づいたらもう6時じゃん!」

憂「ホントだ…」

憂「お姉ちゃんの為にご飯作らなきゃだし、そろそろ帰らなきゃ…」

憂「お姉ちゃん……!」ウルウル

梓「あ、あっ!そうだ!ね、ねぇ憂!私ちょっと唯先輩に用事があるんだ!!」

憂「お姉ちゃんに…?」

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:01:54.09:U0g+ggfd0

梓「そう!CD貸してたから、返して貰おうと思って」

梓「だからこれから家までついていっても良いかな?」

憂「うん、別に大丈夫だけど…」

梓「純も付き合ってよ、暇だし良いでしょ?」

純「う、うん。まぁ良いよ」

梓「じゃあ行こう!」

憂「はぁ…お姉ちゃん……」

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:02:44.42:U0g+ggfd0

ひらさわけ!

憂「う~…家に入りたくないよぉ…」

梓「もう、きっと何かの間違いだって。そんなに心配する必要ないよ」

純「ほら、何してんの?入っちゃおうよ」ガチャ

「「「「「憂(ちゃん)誕生日おめでとー!!」」」」」

純「…え?」

唯澪律紬和「えっ」

憂「えっ」

純「えっ」

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:04:00.33:U0g+ggfd0

りびんぐ!

唯「えへへ~、憂の為に作ったんだよ!!」

憂「お、お姉ちゃん…!」ウルウル

律「私たちも手伝ったんだけどな~」

梓「全然聞こえてないっぽいですよ」

澪「まぁ仕方ないな…」

紬「眼福だわ~♪」

純「あはは…」

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:05:42.39:U0g+ggfd0

憂「ねぇ、お姉ちゃん、お姉ちゃんは私のコト嫌い?」

唯「そ、そんな訳ないじゃん!何でそんなコト思ったの?」

憂「だって、スーパでシスコンは嫌いって…」

唯「え…?どういうコト…?」

梓「あの…、先輩たちがあのスーパーに居た時」

純「私たちも居たんですよ、同じスーパーに」

律「え?あ~…それじゃあもしかして…」

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:06:28.62:U0g+ggfd0

律『シリアルはやっぱシスコーンだろ!』

唯『え~っ、私シスコーンは嫌いだな~!』

律『はぁ~!?』

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:07:21.64:U0g+ggfd0

律「っていうのを聞いてたんじゃ…」

梓「く…くだらなぁ…」

憂「それじゃあ、お姉ちゃんは私のコト嫌いじゃないの?」「

唯「勿論だよ!!憂のコトは世界で一番好きだからね!!」ふんす

憂「お、お姉ちゃん…」マッカ

唯「ねえ、憂、お姉ちゃんからの誕生日プレゼント受け取って?」

憂「え?」

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:10:44.60:U0g+ggfd0

梓「わお…」

紬「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ」

純「6回…」

澪「おぉ…」カァァ

律「うひゃ…やるねぇ」

和「全く…」

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:11:33.90:U0g+ggfd0

憂「お姉ちゃん…」ポー

唯「えへへ、憂、誕生日おめでとう!!!」

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:12:28.19:U0g+ggfd0

おしまい

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:15:01.88:U0g+ggfd0
ということで憂ちゃん誕生日SSでした!
読んで下さった方(居たか分からないけどww)ありがとうございました!
去年は誕生日に間に合わせられなかったから、
今年は間に合わせられて良かった…
改めて憂ちゃん、お誕生日おめでとう!!
平沢姉妹よ永遠であれ!
それではまた!

平沢憂 けいおん! PMフィギュア “SUNNY-SIDE UP”

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